ここ数年仮想通貨の両替所や取引所の破綻や盗難が止まる事がありません。最近ではShapeShiftGatecoinなどで盗難事件が起こり、ShapeShiftに限っては、内部の犯行であった事が分かっています。これは日本で起こったMT.Gox事件が、決して一つの取引所の問題ではなく、根本的にそのエコシステムに問題がある事を意味しています。暗号通貨の基軸通貨であるビットコインは、基本的にトランザクションの承認に10分以上かかり、過去の私の経験では1日以上かかるケースもありました。

通常の取引所での相対取引は、これほど時間がかかってしまっては成り立ちません。つまり、現在仮想通貨の取引所の多くは公開台帳では無く、ローカルなデータベース上で行われており、MT.Gox事件以降なんら変わっていないのです。これは現在のFX取引所と同じです。
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既存の取引所は胡散臭い?
FXの経験のある人は、「ストップ狩り」という言葉を聞いたことがあるでしょう。 私も初心者だった頃、「ストップロス」を置かないですむ資金管理方法など行わず、一か所に大きなポジションを持ち必ずストップロス注文を設定する結果、多くのロスカットを経験しました。大きなポジションを持っている人ほど、ヘッジファンドに狙われやすく、自分のストップロスを付けた所で、いつも相場が反転する事に、違和感を覚えた事がある人も、多いのではないでしょうか。

FX業者は、あなたの入金や資産状況、どのようなポジションを持っているか全て把握する事ができます。つまり、彼らだけにあなたの「ストップロス注文」が見えているのです。当然共通のオーダーブックを利用しているわけではなく、各取引所で若干レートが違います。一見「あなたVSマーケット」に見えますが、実際は「あなたVS取引所」なのです。なぜなら取引所が、あなたの代わりにインターバンクと呼ばれる別のマーケットに注文し、ワンクッション挟んで取引をしています。そこでは、あなたの注文が本当に出されているのかさえ分かりません。(インターバンクと直結な取引所は除く)

また理論上オーダー状況を把握している取引所のディーラーが、買い注文と売り注文の状況を見ながら、ストップロス注文を計算し、利益を出す事が容易になります。つまりFX会社が、早朝や指標発表時などの取引の薄い時間帯に、どさくさに紛れてストップ刈りを行う事により、巨額な利益を出す事も可能なのです。これは取引所の主な収益が、取引手数料ではなくあなたのロスカットが中心になっている事を意味します。多くの日本のFX会社の業績が伸びる中で、本来勝率が50%であるのに、なぜFXの利用者の9割が負けているのか、その理由を考えて見るのもいいでしょう。私の友人がアービトラージで短期間で数億円儲かったのに、国内の業者から全て出入り禁止になったのも、「あなたVS取引所」である事を裏付けています。
これはFX会社だけではなく、ビットコインでも同じ事が言えます。現にMT.Gox社のカルプレス氏は、顧客の注文状況が把握出来るので取引は行わないと言っていたのに、陰でウィリーボットを使い市場を操作していました。また資産状況も正確に監査されておらず、私的に流用されていた事も分かりました。
ビットコインの価格はウィリーボットで操作されていた!諦めていたMt. GoxのBTCが取り戻せる!?「暗号通貨革命」(2016.8.27) 
もう盗難に怯えることはない!DEXならすべてがオープン!
リップルは、そのMT.Goxの創設者であったジェド・マケーレブ氏が、この取引所の問題に気づき改良したシステムです。ビットシェアーズのオープンレジャーも、そんな問題を気にせず安心して利用する事が出来ます。

オープンレジャーはDEXと呼ばれる分散型の取引所である為、開発元のCCEDKでさえ、あなたの資金へのアクセスする権利はありません。全ての取引記録はブロックチェーンに刻まれており、誰でもエクスプローラを通してアカウント上の資産や注文状況などを確認する事が出来ます。ウォレットはブラウザベースで管理されており、盗難防止の為のマルチシグなどセキュリティーも十分配慮されています。最大の特徴は、リップル同様取引所の破綻などによるカウンターパーティリスクを回避する仕組みで、ビットシェアーズネットワークには、XRPの代わりに、SmartCoinという価格が固定された分散型CFDがあります。私はリップルとビットシェアーズをメインに利用しているので、今まで盗難やハッキングに一切あった事がありません。
OpenLedger - Smart Trading Decentralised:英語字幕付き(2015.12.24)
  
しかしながら、オープンレジャーは取り扱い通貨の種類や流動性が非常に乏しい点が課題として挙げられていました。しかし、今回取引所を運営していたCCEDKが、オープンレジャーのサービスにフォーカスし、新たにICO専門のファンドを立ち上げ、有望なICOと独自のハンズオン型で育てた暗号通貨を扱う事により、取引所として差別化を図ろうとしています。実際に先月から取り扱い種類も急拡大しています。
TheDAOの弱点を補った!?ハンズオン型のクラウドファンディング専門ファンドICOO(アイコウ)「暗号通貨革命」(2016.5.21)
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ビジネスモデルに感動!あなたも株主になろう

DEXなので、手数料もほぼ無料です。それでは一体CCEDKは、どこで儲けているのでしょうか。※注文するのに0.14676BTS(Lifetime Memberは0.02935BTS)かかります。1BTS=0.38円(2016.5.23)

それは独自の株式にあたるObits(オービッツ)というトークンを発行しており、こちらを販売する事により事業の運営費を捻出しています。仕組みは基本的にリップル社と同じで、定期的に小出しに販売し、イーサリアムのようにトークンの価格の急落で運営資金不足に陥るの事もなく、事業のゴーイングコンサーン(継続企業)を実現しています。

そして、私はこのオープンレジャーのビジネスモデルを調べた時に感動すら覚えました。日本の多くの取引所が、FXなどで顧客から利益を搾取をして事業を伸ばす事ばかり考えているのに対し、全く違ったアプローチで事業を構築しているのです。Obitsには毎月の収入を株主に還元する「BuyBack & Burn」という自社株買いのような仕組みが導入されており「Obits保有者」「CCEDK」「利用者」、全てのステークホルダーが幸せになれる仕組みになっています。
インサイダー情報!?もし自社株買いが行われる銘柄を事前に知っていたら?「暗号通貨革命」(2016.1.12) 
まだアカウントをお持ちでない方は、ぜひ10秒で開設出来ますので作って見てください。そして、少額でもよいので彼らの為にObitsを購入して下さい。

分散型取引所であっても、CCEDKが潰れれはオープンレジャーを利用する事が出来ません。ただし誤解のないように。仮に潰れたとしても、ビットシェアーズには他のウォレットや、カウンターパーティリスクを回避するSmartCoinがあるので安心して下さい。

以下、そんな暗号通貨革命が応援するObitsの購入手続きになります。

1-1.分散型取引所(DEX)
オープンレジャーのアカウント開設
まずは「bitshares.openledger.info」からオープンレジャーのアカウントを作成します。登録は記号や数字を含めた希望IDとパスワードを入力するだけで10秒で可能です。使い方に関する説明ページは以下になります。
1-2.購入希望Obitsの入力
初回のアカウントに限り公式サイトで購入の際に「Promo code:プロモコード」わらしべ暗号長者の「war」と入力すると、500Obits以上の購入で特別に50Obitsが貰えます。
▼Obits(オービッツ)公式サイト
OBITS cryptocurrency

サイトにアクセスしたら、スクロールして下部の赤枠に購入希望「OBITS」数を入力します。すると自動的にBTCなどの通貨単位で振り込み金額が上部に表示されます。なおCCEDKはShapeShiftと提携している為、多くの仮想通貨で購入する事が可能です。
BTCは「ビットフライヤー」や「コインチェック」で手に入れる事が可能です。
ビットコインFXも提供するビットフライヤー(bitFlyer)口座開設方法「暗号通貨革命」(2015.12.25)
入出金にも対応!coincheck(コインチェック)がリップル(XRP)の取り扱いを開始!「暗号通貨革命」(2016.11.16)
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1-3.プロモコード「war」と入力し、仮想通貨Obitsの購入
上から赤枠に「オープンレジャーのアカウント名」を入力し、次に「メールアドレス」、最後に「プロモコード(war)」と入力して中央の「購入(BUY)」ボタンを押します。
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1-4.振り込みアドレス
最後に赤枠に、あなた専用の振り込み先アドレスが表示されますので、こちらに表示された振り込み金額を送金します。暫くするとあなたのオープンレジャーのアカウントに今回購入したObitsが送られて来ます。
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分散型取引所オープンレジャーでBitsharesを手に入れろ!