追記:Mt. Gox事件の真相が明らかになりました。
世界最大のBitcoin両替所、Mt.Gox破綻の真相「BusinessNewsline」(2016.5.26)
今月8月1日に、ビットコインの取引所、マウントゴックスCEOマルク・カルプレス氏が逮捕された。マスコミをはじめ世間では大々的に取り上げられたが、業界に関わる人間達にとっては、とうの昔の話であり、今更と思ったはずである。しかし、昨日新たな展開に発展する可能性の記事が配信された。
ビットコイン事件「取調室の攻防」〜「IQ190」の天才vs.警視庁捜査二「現代ビジネス」(2015.8.26)
以下、記事の一部を引用すると
彼は、マウント・ゴックス社の創設者である米国人のX氏にハメられたと言っています。X氏が同社をカルプレス氏に譲り渡したとき、すでにビットコインの資産は帳簿上、足りなくなっていた。ところが、X氏は自分が決めた運用ルールを守っていれば、いずれ不足分は取り戻せると説明し、カルプレス氏はそれを信じこんでしまいました。たしかに取引手数料だけで表面上は月に数億円の売り上げがあったそうですからね。しかし、X氏が指示した運用ルールを忠実に守ると、見かけ上はビットコインの運用がうまくいっているように見えますが、実際は損失が膨れ上がっていく。逮捕後になって、ようやく彼はそのことに気づいたのです。

このX氏は、リップルおよびステラの2つの仮想通貨の創設メンバーであるジェド・マケーレブ氏である事は間違いありません。

上記の記事の内容だけで推測してみます。
カルプレス氏が取引所を譲り受けた時点でビットコインの資産は足らなくなっていたが、ジェド氏の運用ルール(ウィリーボットを使い価格を吊り上げる)を行っていれば、市場参加者が増え、不足金額分は手数料で補えるから問題ないと説明されていたようだ。恐らく、会社を譲り受けた時点でジェド氏に盗まれていたか、割高で会社を譲り受けたのどちらかでしょう。※この辺りの事実が今後のキーポイントになりそうです。

しかし、譲り受けた時点のビットコインの価値は手数料で補えても、実際の価格は上がって行ったので負債総額は逆に増えて行ったと読み取れます。しかも、手数料収入は外貨でもともと帳簿上の存在しないジェド氏が保有すると思われる現物のビットコインは、彼から買い戻さない限り、当時世界一の取引所内にも存在しない。そして米国当局からのマネロンの罰金が、マウントゴックスのキャシュフローに致命的な打撃を与えたようです。

しかし、このジェド氏とは一体どんな人物なのでしょうか?英語ですが、OBSERVERというサイトで彼の経歴が良く分かります。
The Race to Replace Bitcoin「OBSERVER」(2015.2.5)
14291476707_0977fd766b_z
実はXRPの価格が安いのはジェド氏の影響も大きい
追記:リップルはジェド氏と和解しました。
Jed McCaleb, Ripple Labs Strike Deal to Avoid 9 Billion XRP Sell-Off「coindesk」(2014.8.14)
Ripple Settles $1 Million Lawsuit With Former Executive and Founder「coindesk」(2016.2.16)
リップルの価格が現在こんなに安いのもジェド氏が保有する90億XRPがリップルからステラに移った際に、大量に売られた事も影響しています。現在、ジェド氏とリップル・ラボはそのXRPの売却契約違反で民事で係争中です。

しかも、最近そのステラの中心メンバーであるはずのジェド氏が、ボードメンバーから外れたようです。この民事事件を理由に外れるのは考えずらいので、ひょっとすると刑事事件に発展する可能性がある事を見越しての動きなのかも知れません。

お金の無い所から、お金は取り戻す事は出来ません。しかし、ジェド氏の保有資産のXRPは現在Bitstamp取引所で差し押さえられたままです。

そんなジェド氏が、なんと来月来日するようです。はたして本当に来るんでしょうか?まだ憶測レベルの話でしかありませんが、普段仲の良くないと言われているビットコイナーとリップラーですが、ともに喜びの酒を交わす一夜が訪れるかも知れません。


ビットコインプレゼント!リクルートや三菱UFGも出資する安心の取引所
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で