ビットコインやライトコインなどの暗号通貨には半減期というものがある。

多くの暗号通貨は、価値の低下を防ぐ為、徐々に発行量が少なくなっていく形式をとっている。中でも半減期は、その期間における採掘者のブロック処理に対する報酬メカニズムが半減してしまう仕組みです。つまり、この期間に創出されるコインの発行量は少なくなり、業界内では価格が上がると言われています。

ライトコインの半減期は、2015年の8月25日からであり、ビットコインは来年7月頃に訪れます。多くの含み損を抱えた日本のビットコインフォルダーは、この半減期の価格上昇を期待しているようです。
litecoin
URL:http://www.litecoinblockhalf.com/

競争環境は劇的に変化している

しかし、この半減期にコインの価値が上がるという通説はそもそも正しいのでしょうか。本当に上がるのであれば、みんなが儲かってしまいます。

たしかに、今までより発行量のペースが落ちるので、価値は上がるというロジックは、一見理にかなっているように思えます。しかし、よくよく考えて見ると必ずしも上がるわけではなさそうです。

なぜなら、上記のロジックであれば、ライトコインの代替の効かない経済圏が存在し(昔のビットコインのシルクロード)、さらに市場参加者及びその資金が半減期以前より増えているという条件が必要になるからです。

しかし、ライトコインがライトコインである必要性は薄く、代替の効く暗号通貨も608種類「coinmarketcap.com調べ:8月20日現在」と増え、この1年間の暗号通貨マーケットは縮小しているのにも関わらず、その数は2倍以上にも増えています。

またライトコインの発行ペースが以前と比較すると減少するだけで、全体的には増えている事に変わりはありません。これはFRBがテーパリングを開始すると、ダウが下がると言われていたのに、実際は毎月のQEの金額が減っただけで、マーケットへの資金提供は増え続けていたので、逆に株価は上がった事に似ています。

リップルだけが中央集権的だという認識はおかしい
先月ライトコインは、半減期を迎える事を口実にポンジ・スキームが行われ、価格が8倍以上にも値上がりした後に暴落しました。私はこの時に22%のライトコインが一つの業者に集められましたが、この件について業界内で何も議論にならなかった事が驚きです。ビットコイナーは、リップルはリップル・ラボが25%を保有しているので中央集権的だと騒ぎます。しかし、ライトコインを22%保有する存在が現れた事を目の当たりにしても、この点に一切注目しません。

私は、以前ビットコインもリップルも同じオープンソースであり、 現時点の中心開発メンバーが、企業かボランティアかの形態の違いで、リップルだけが中央集権的だという議論はおかしいと述べました。
仮想通貨ではなく、暗号通貨と表記すべき「暗号通貨革命」(2015.8.21)
つまり、ビットコインやライトコインの中でも、資金力と技術力さえあれば、誰でもリップル・ラボのような存在になる事は可能であり、基本的にオープンソースなので同じなのです。

いずれにせよ、半減期が残り1週間を切りました。

ライトコインはポンジ・スキームが可能な投機通貨でしかない事は既に証明されてしまったので、どんな動きになるか予想も付きませんが、外部から注目していようと思っています。

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